こんにちは、まるこです!
うちもようやく家を建てることになったのですが、何しろ初めてのことですし
最初は何をどうしたらいいのか全然わからず・・。
しかも自営業だとローンを組むのも大変なんですよね。うちも3行話を聞きに行きましたが夫が個人事業主家という理由で3行とも結果はNOでした。
キャッシュで家を購入できるわけもなく、どうしたらいいかとても困りました。
順を追って書いてきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
目次
家を建てる時どこに頼むか
家を建てることになった時、まずどこに頼むか考えますよね。
大きく分けると3種類に分かれます。
1ハウスメーカー
2工務店
3建築設計事務所
があげられると思います。
お気に入りのハウスメーカーがある、とか、近くに工務店があるなら、一度足を運んで話を聞いて見るといいと思います。
建築設計事務所も探せば色々あると思います。ネットなどで情報を調べて
合いそうな事務所や建築士さんを探してみましょう。
ローンはどこで組むか
銀行も色々ありますが、上に書いたように、大手企業に勤務している人しか相手にもしない銀行もありますし、聞いた話では
「公務員にはやたら金利を低く見積もってくる」とか
「サラリーマンで勤続5年以上なら大丈夫」とか銀行によって色々特色があることをその時初めて知りました。
明日どんな大企業がなくなるかもしれない今の時代、公務員は家を買う場合は本当に得だと思います。
やっぱり勤め先が潰れる心配がないということは、お金を貸す方としてはそりゃ安心だわ、と思いますが。
あと、ろうきんは働く人の味方だと思って行ったら、あそこは個人事業主向けではなく、雇われている人の味方なんですね、勉強不足でした。汗)
こちらの営業状態の良し悪しなどは関係なく、あっさり断られました。
偶然紹介してもらったハウスメーカーの人
特に新築にこだわっているわけではなかったので、それなら中古の物件を格安で購入してリフォームすればいいかな。
と今度は何軒かの不動産屋さんで中古物件をさがしていたら、偶然ある不動産屋さんの女性経営者の方が
「自分はあるハウスメーカーの担当者さんを知っていて、その人を紹介してあげる。以前に私が紹介したお客さんも自営業の社長さんで、大きな会社じゃないけど社長だからある程度お金も自由になる人だったから、いいものも知っていて、その人が今実際住んでいて私感謝されたから間違いないから。」
と、あるハウスメーカーの担当者さんを紹介してくれるというのです。
そして紹介された人が今自分が住んでいる家を担当してくれたハウスメーカーのMさんでした。
ハウスメーカーとしてはその会社は地元で中堅クラスのメーカーでした。
土地探し
土地は場所によって、扱っている不動産屋さんが異なります。
いろんな場所を探していましたが気になる土地がありました。
そこは普段よく通る道路沿いで<売土地>と看板が出ていました。区画が4つに分かれていて
向かって一番左(西側)から右(東側)に向かって順に広くなっていて一番左の四つの中で一番も狭い土地、つまり安い土地にはすでに家が建っていました。最近建てられたばかりという感じの家です。
で、うちはその隣の一番狭い方から2番目の土地を狙っていたのですが建築条件付きだからダメだと言われました。
あるハウスメーカーがすでに買い取っていたのです。
ではその隣の、3番目の土地ををと思ったらもうそこは既に決まっているとかいないとか、ちょっとゴタゴタがありました。
土地の持ち主からの返答を何日か待つという無駄に長く感じる時間があって、結構不安な数日を過ごしました。
「何待ち??」
「誰の返答待ちなの??」
結構ややこしい土地問題。
結局そこももうすでに別の方が決まっているのでダメとの返答が来たのが1ヶ月たったころでした。
待っている間にだんだん待ちきれなくなってきて、他を探そうとも思ったのですが・・。
だんだん待ちきれなくなって、他を探そうとも思ったのですが・・。
でもなぜかどうしてもその場所が良くて結局最後まで残っていた一番東側の土地に決めました。
土地だけで1100万。高い。田舎なのに。でも幹線道路だから仕方ないか。
と思いながらも、家と土地で2000万で考えてたから予算オーバーだなという感じでした。
家の建て坪は30坪くらいと思っていたので土地の広さ70坪は広さとしては十分でした。
こうして土地、決定となりました。
土地購入
それからは土地の購入にあたって窓口になっていた建設会社に手付金100万を支払いました。
あの札束の重さは、一つといっても払うときはドキドキしました。
「これ払ったらもう、引き返せない・・」
とか、
「払った後に、騙されてたとかないよね??」
とか色々考えちゃいました。苦笑)
夫が実印を持っていくのですが、何箇所も判子を押す個所があって。
10回くらい押したかな?
無事終了して、まだその時点では手付金だけですが支払いをして、とりあえず土地は私たちのものになりました。
ハウスメーカーと打ち合わせ
その後週一回2〜3ヶ月かけてそのハウスメーカーの担当のMさんと外見や間取りなどの打ち合わせををしていきました。
肝心なことを忘れていましたが、例の不動産屋さんの女性経営者の方が不動産会社を始める前銀行に勤めていたそうで、住宅ローンは自分がなんとか通してあげるというのです。
何件か銀行をあたってくれて、結局地元の信用金庫でローンを組むことになりました。
新築は無理かな、と思っていたのでやったー!という感じでした。
今思えば何事も出会いが大切なんだな、と感じます。
もしその人に出会っていなかったきっと、中古を買ってリフォームして住んでいたと思います。
でも不動産屋さんが住宅ローンの橋渡しをしてくれる事って実は結構あるようなので、積極的に話をして見るのがいいと思います。
Mさんとの打ち合わせは、もちろん自分の家を建ててゆく過程ですので楽しいのですが不安とかドキドキもありました。
まるで一人で建てているみたいな孤独感(!)があったのです。
夫も一緒に行くのですが、当時二人でゼロから始めたお店をテナントで経営していて、お金はありませんでしたが建てるのは店と家とどっちが先かみたいな話もしていたんです。
結局夫が折れた形になってまず家を建てた訳ですが、彼は家より店のことでいつも頭がいっぱいで、打ち合わせに行くとMさんと話をして要望を伝えるのはもっぱら私の役目で、彼はほとんど口を出さないのです。
まあ私にとっては好きに建てられたのかもしれませんが本当は二人でああでもない、こうでもないといいながら意見を言い合ってお互い譲るとことは譲って、みたいに進めたかったなぁ 苦笑
それ、家を建てる過程で一番楽しい部分だと思いませんか?
まあでもとにかく建てていただきました。
大工さん、左官屋さん、壁紙屋さん、電気工事屋さん、皆様のおかげで建ちました!
でも、建ったら建ったででやっぱり後からいろいろ出てくるんです。
外観は最初に思い描いていた真っ白な外壁に赤いドア、ではなくなったし(赤いドアで希望のものが見つからなかったため家の色自体を変えた)、間取り的にMさんではなく設計士さんにお願いしたかったかなとか。
それと悩みに悩んで2階にトイレをつけなかったのですがこれは絶対失敗。どう考えてもつけるべきでした。
でも、予算ありきのことですから贅沢は言いませんよ!
今考えればアパート暮らしに比べたら自分の城を持つことができたことは何にも変えられません。
ただ紹介してもらったMさんは、まあよくやってくれた方だとは思いますが設計士などの資格を持っている人ではなく、住宅設備の色々な知識が少し不足していた印象がありました。
あと担当が女性だったらよかったのにな、というのが個人的な感想として思います。
例えばトイレにしてもたまたま本で読んだ「きれい除菌水」
というのにしたかったのですがMさんは
「<きれい除菌水>にしたからと言って特に汚れにくくなる訳ではないです」
と言っていたけど実際使ってみたら普通のトイレより断然汚れにくくて掃除が楽です。
2階のお風呂を提案された時は
「お風呂って水どのくらいなんですか?」
と訊いたのですが
「3000リットルくらいです」
でも今お風呂の給湯を見ると1800リットルとなってます。苦笑
300キロ以上もの重さが2階にくるのかーと考えた時に
家を長持ちさせる事を思ってやっぱり1階にしようと決めたのですが
180リットルなら2階にすれば良かった!と思いました(まあ自分でも調べればよかったのですが。苦笑)
やはり、一度で自分の中での100点満点の家を建てるって
実はなかなか難しい!
でもそうそう簡単に2回目なんてないから、家造りって本当にムズカシイですよね。
だからこれから家を建てる方は自分の中に、これだけは譲れない、ということがひとつでもあったら、それだけは絶対現実させる!という気持ちでぜひ建てることをオススメします。
それができれば、まあ良しとしていいのかなと思います。
だって欲を言い出せば切りがないんですから。
あれこれ欲張ってローンを組んだはいいが支払いができなくなるなんて事だけは避けたいですからね。
毎月のローンのせいで夫婦仲に亀裂が入るようなことがあっても困ります。
「これだけは絶対譲れないこと」。
我が家の場合はそれが「床暖房」でした。
結婚後に雪の降る地方に住むことになり、冬が寒いのでそれだけは最初から決めていました。
それと冬の間明るい気分で過ごせるように家の中はなるべく明るい色を使ってポップな感じにしたい。
それでトイレの壁とか、ちょっとした所に大好きなモザイクタイルを使いました。
玄関にステンドグラスの小窓もつけました。
そんなちょっとしたお気に入りがあるだけで日々の生活が嬉しくなります。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく家を持つなら、その時できることは全てやりたいものですが、
頑張る所、力を抜いてもいい所があると思いますので、
どうぞ後悔のない家造りを楽しんでくださいね^^
私の経験が少しでもお役に立てば嬉しいです。
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