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建売だと外構工事が元々付いているって本当?
友人が6〜7年前に建売住宅を購入したのですが、建売だと外構工事ももともと入っているそうで
、道路から玄関までキレイに植樹もしてあり、地面にタイルも敷いてあってとてもすてきで羨ましかったです。
そうですよね、建売というのは既に完成したものをかうわけですからね。対してゼロから建てる場合は全て建て主の自由なわけです。
それにしても庭にも元々芝が敷いてあってグリーンが美しくて、いいなあと思いました。
その2年後くらいにうちも家を建てたのですが、庭は砂利のままで外構は工事の中には入っていないというので、じゃあどのくらいかかるのかと聞くと、もうびっくりです。
ここをこうして、と思い描いていたようにやってもらおうとするとなんと見積もり金額は250万!
ガーン!でした。
それじゃ外構まで回らないね、車も買い換えたばかりでこれ以上ローン増やせないもんねと半ば諦めモードになっていました。
でも実は、同じような内容で、いえ、もしかしたらもっと細かいところまで聞いてもらえて、ハウスメーカーの見積もり金額より、もっと安くできる方法があるんです。
ほとんど変わらない内容が、20%以上安くなることも・・。(!)
家作りって、実は大きなお金が動くため、30万、50万という金額が安く思えちゃったりするんですよね。なんといっても普段扱い慣れている(笑)お金とは単位が違うので、感覚が麻痺してしまうというのでしょうか・・。
この記事が、家づくり中の人の少しでも参考になりますように。
注文住宅の外構工事を20%以上安くする方法とは?
そもそも外構工事をハウスメーカーに頼むと高くなる理由は、中間マージンを取られるからです。
ハウスメーカーに工事を頼んでも、実際工事を請け負うのは外構業者です。つまりハウスメーカーから外構業者に注文が入ることになるわけですね。
そのことによって「諸経費」、「施工管理費」と言った形で、見積もりに上乗せされてしまうんです。
ということはつまり、ハウスメーカーを通さず、直接外構業者に発注すれば、この中間マージンがお得になる、というわけです。金額的には工事費の役2〜30%と言われています。
実際家の建築中に施主が一番多く接するのはハウスメーカーの担当者だと思いますので、ハウスメーカーも、ただ何もせずお金を取る、というのではなく細かいこちらの希望を業者に伝えてくれる窓口としての役割を担ってくれるので、資金に余裕があるなら、ハウスメーカーに頼むのもなくはないと思います。
外構専門業者に直接頼むことのメリット・デメリットは
直接外構業者に頼むメリットはどんなことがあるのでしょう。
<メリット1>・選択肢が増え、数多くの中から選ぶことができ、やりたい工事を得意とする業者に頼める
多くの場合、ハウスメーカーが契約している外構業者は一社、あるいは二社だったりします。
そのため業者によって得手不得手があっても業者としてはできませんとは言えず、ハウスメーカーからの発注を多少の不安があっても断れなかったりします。
なのでその分業者の裁量によって、金額が多少上下したりもします。
けれども直接業者に発注する場合は、多くの業者の中から業者を選ぶことができます。
資料を取り寄せたり、電話をしたり直接メールのやり取りをしたりする中から、その業者が得意とする領域を把握することもできます。
つまり自分の要望に合わせて、その分野を得意とする業者に依頼できるわけです。
これは非常にこちらにとってはありがたいことだと思います。
また当時の私の話になりますが、とにかくハウスメーカーからの見積もりがあまりに高かったので、とにかく探してみようと電話帳を見て、市内の外構業社に自分で何軒か問い合わせて実際来てもらったりして、色々要望を聞いてもらいました。
けれど業者も、相手が個人だと、結構できないことはできないと、はっきり言ってきたりして、なかなか大変ではありました。
<メリット2>・同じ品質の工事を安く頼める
・<高いということは、より質の高い工事をしてくれるはず、だからハウスメーカーを通した方がいいのでは?>と思っていませんか。
でも自分で探した専門会社も、直接依頼を受ける仕事の他に、普段はハウスメーカーの下請けの仕事をしていたりするのが普通なのです。
結局同じ業者に依頼することになるのに、ハウスメーカーを通すと、中間マージン分高くなってしまうという現象が起きてしまうのです。
では自分で業者を探す場合のデメリットは何でしょうか。
<デメリット1>・手間がかかって結構面倒
やはり自分で外構専門業者を探すとなると、結構大変です。
時間も取られますし、ある程度言いたいことも言えるハウスメーカーの担当者を通すのとは違って、打ち合わせのスケジュール調整や、細かい連絡のやりとりも全て自分でやらなければなりません。
また外構専門業者の作業員の人はどんな人が来るかもわからないし、こちらの言いたいことがちゃんと伝わるか、しっかり聞いてくれるかといった不安もありますよね。
またハウスメーカーと契約している業者であれば、そのハウスメーカーのデザインに当然ながら精通しています。つまり仕上がりに一体感を期待できるといった利点があります。
一方で自分で探した外構専門業者の場合は、建物との一体感を感じる提案をもらうために、自分で建物の平面図や3D画像の写しなど、全て自分で用意して業者に提出する必要があります。
これは納得する提案をもらうための手間、と考えてください。
また何か不具合が起きた時、ハウスメーカーに頼んでいる場合は、ハウスメーカーが保証してくれます。が自分で外構業社に頼んでいる場合は、全て自分で業者に確認し、クレームを伝えるなどの面倒なことも全て自分でやらなければなりません。
<デメリット2>・外構専門業社探しは大変
そもそも外構専門業社って、今はフリーでやっているような人もいるし、H.Pを持って積極的に集客しようとしているところはごく少数です。
つまり検索してもなかなか出てこないというのが実情です。
またでてきたとしても、その業者がどんな会社か、どんな人が実際工事をやってくれるのか、自分達に合う業者なのか、全く未知数です。
一つの方法として、友人知人宅で外構工事を実際やった人に紹介してもらう、というのもありだと思います。
その業者としても気持ちよく仕事をしてくれるかもしれません。
ですが、紹介してもらった手前、断りにくい、とか値引き交渉しにくい、などのデメリットもあるかもしれません。
また紹介してくれた友人にとってはいい業者だったとしても、自分にとっていい業者かどうかは、もちろんわかりません。
以上のように外構専門業社を探すのはなかなかハードルが高い、ということが言えるのです。
質を落とさず外構工事を安く行うには?
外構工事はハウスメーカーに頼むのも、自分で専門業社に頼むのもそれぞれメリットデメリットがあります。
資金に余裕があって、業者と直接やりとりなんていう手間は面倒、というならハウスメーカーに頼むのもいいと思います。
けれども、こだわりたいところもあるし、できるだけ安く、納得のいく仕上がりを求めたい、というなら、専門業者に頼むことを考えていいと思いますよ。
その場合オススメの方法は、
ハウスメーカー見積もりをもらうのと同時に他にも2〜3社から見積もりを取ることです。
見積もりを取ることで、価格を比較することができ、工事の相場がわかります。
ただ、それぞれ個別に売り合わせたり、資料を渡し、見積もりを取るのは結構大変です。
そもそも自分で候補を探し出して数社に絞ることも手間がかかります。
なかなか時間が取れない時や、良さそうな業者が見つからない時は、一括見積もりサイトの利用も便利です。
自動車の買取査定や、保険の一括見積もりなどで一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
一回の基本情報の入力で、複数の会社を紹介してくれるサイトです。
一度に複数社へのアプローチができるので
- 時短になる
- 「無名の優良会社」に出会える
というのも魅力です。
この、無名の優良業者に出会える
というのは大きいと思います。
そんなわけで、無料で数社の見積もりが取れるというのは、これからエクステリア工事を頼みたいと思っている人にはとても便利なサービスと言えると思います。
ぜひ数社から見積もりを取って、検討されることをオススメします。
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