こんにちは!
今回は塾って必要なのか?それとも行かなくても受験を突破することはできるのか、について掘り下げたいと思います。
最初に結論を言ってしまいますが、私は行かなくてもいい、と考えています。
行かなくてもいい、と思っているのですが、大前提として、なぜ塾が存在しているのでしょう。塾に行っている人はどうして必要と感じて、わざわざお金を払って行っているのでしょうか。
また行ったほうがいいと思っている人はなぜそう考えるのでしょう?
<塾に行ったほうがいいと思われる理由>
- 学校で理解できなかったところを教えてもらえるから
- クラスメイトよりも早く新しいところを学べるので学校で「できるやつ」と思われ、カッコいいから
- 同じ学校以外の人と知り合えるから
- 同じ目的を持って勉強できる仲間がいることで張り合いが生まれるから
3と4は似ていますが<知り合いになれる=友人関係になれる>のと<勉強する上で張り合い=いいライバル関係になる>というちょっとした違いがあります。
目次
学校ですべて理解できれば塾なんていらない
そもそも学校で100%理解できれば塾なんぞ必要ないはずです。
我が家の中学生の娘は、今年度の担任である数学の先生の教え方がわからなすぎると4月からぼやいていました。
3教科も4教科も塾に通っている、周りから「頭がいい」と言われている友達に言わせると、
「私は塾行ってるからわかるけど、あの教え方じゃ塾行ってない人はわかんないよね。」
だそうです。ガクッ!じゃないですか?
塾行ってるの前提かい!ですよ。
もう、サラッ!本当にサラ〜ッでおわり、と言うんですよね。
ちゃんと教えてくれないと。
で、どうしたらいいかずっと考えていたようなのですが、先日、何かちょっと含んだような顔で報告して来ました。
最近ユーチューブで教えてもらっているというのです。
担任の先生よりずっとわかりやすくていい、と。
その人はたしか数学が専門?(違ったらゴメンナサイ)らしいのですがとにかく教員の免許は持っていて、数学だけでなく5教科教えてくれるとか。
そのユーチューブチャンネルはこちらです。
私もちょっと見せてもらってすごくわかりやすいので衝撃でした。
そして、これじゃ塾いらないじゃん、と思いましたよ。
他にもこういう教える系のチャンネルを持って活動している有能なユーチューバーさんはたくさん?いるだろうし、こういう風になってくると、塾も講師を集めるのが大変だろうなぁと、率直に思いました。
今の世の中、ほんとすごいですよ。
私は中学生の時は「トレーニングペーパー」やってました。
月一回5教科分担当の人が自宅に持って来てくれる、大きいドリルみたいなあれです。今はもうなくなってしまったらしいですが。
脱線しました、すみません。
とにかく、娘はいい講師を見つけて、頑張っているようです。
大学受験では塾は必要?
じゃあ高校ではどうなんでしょう?
塾。行った方がいいのでしょうか?
結論は、やっぱりいらない、と思います。
中学とは違うかもしれませんが、塾に行っても、その環境を生かせる人と生かせない人がいると思うのです。
<塾に向いている人>
- 周りは関係なく自分のペースでガンガン自分の勉強を進められる人
- コミュ障じゃない人
<塾に向いていない人>
- 周りが気になりすぎる人
- コミュ障の人。
どうでしょうか。
向いている人にはいいかもしれませんが、向いていない人には、う〜ん、無理に行かなくてもいいんじゃない?って言いたくなってしまいます。
中堅私立の特進クラスなら塾は必要ない?
これはあくまでも我が家の話なので、そんなこともあるのか、程度に読んでもらえればと思うのですが、我が家の大学生の長女は高校時代塾には通いませんでした。
中堅の私立高校の特進クラス(クラス人数14名)に通っていた娘は、小学生の時からお医者さんになりたいと言っていました。
特に勉強ができたというわけでもうちが医者家系なのでも全然ありません、ただ1、2年生の時の担任のY子先生のことが大好きで、その先生が当時メニエール病を患っておられ、その大好きな先生を治してあげたい、という本当に子供らしい、可愛らしい気持ちからそう言っていただけなのです、実のところは 笑)
親としては、いつ子供らしい夢が変わっていくのかなぁとほのぼのとした気持ちで見ていましたが、なぜか娘の気持ちはその後も変わることはありませんでした。
中学生あたりから成績がメキメキ伸びて・・・というならわかりますがそんなこともなく 苦笑)、その後高校に入ったあともその気持ちは変わらずにいたのでした。
高校の方も志望校の県立に落ちて、いわゆる中堅?かもっと下?の考えてもいなかった高校に入学することになりました。
なぜかといえば県立高校の合格発表まで入学金を納めなくても良かったから最終的に選んだのです。
高校も2年になり、さすがに面談で担任に医学部は諦めろと言われ、身の程を知ったのか3年になると医学部でも医学科ではなく看護科にする、と言い出し受験に向かって頑張り出しましたが、依然塾には通わず、でした。近所の塾の夏期講習には行ったので教室が使えて、ネットで勉強できるとのことで週に何回か夏の間は行っていましたが、それだけでした。
だいたい特進クラスと言ってもそもそもクラスの人数が少なく、国公立狙いが娘を入れて2人だけだったことも幸いしていたと思います。
それと先生方が本当に熱心に補講をしてくださって、そのおかげとも言えますが娘は第一志望の国立の医学部看護科に結局なんとか合格できました。
それにしても先生方、本当に熱心に教えてくださったのですが、それは私立高校だから先生方としても一人くらいは何としても学校の実績として国立に合格させたかった、というのもあったかもしれません。いえ、あったはずです、多分。
県立高校で一生徒にあんなに熱心に教えてくれるかなあと今も思いますから。
その年国立合格者1名、公立合格者1名、という結果でした。
そんな塾に通わなかった娘が活用していたのが・・・
そんな、決して特に秀才でもなんでもない、塾に通わなかった娘が活用していたのがスタディサプリです。
「何教科受けても月980円だからお小遣いでやることにしたから」、と自分で申し込みを済ませたと夏休み明けに言う娘にびっくりしたものです。
私はただ「あ・・・、そう・・、わかった。」
というだけでした 汗)
おわりに
結局、本人のやる気次第なんだな、と思わずにはいられない長女の受験のお話でではありました。
そしてしつこいようですが先生方の、3学期など休日を返上してまでの補講にはとにかく今だに感謝しかありません。
また何より、志望校だった県立に落ちて、本当に良かったね、と今も家族で話しています。
勉強についていけない生徒は否応なしにおいていかれる厳しい校風だそうなので、まかり間違って合格していたとしても、多分成績で埋もれていただろう娘は、間違いなくおいていかれたのではないかと想像します。
そして留年でもしていたのではないかと。
世の中こんなことも、あるんです。
ということで、少しでも最後まで読んでくださったあなたの参考になれば幸いです*
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