
細木数子が病気ということで娘、細木かおりが後継者として鑑定も始めているとのことで、気になったのでもう一度細木数子について調べてみようと思いました。
細木親子の親子関係にも迫りたいと思います。
細木数子って?
細木数子という人は、作家、タレント、占術家と色々な肩書きを持っていますが、テレビ出演の際の肩書きは心照学研究家、人間学研究家などと称される場合もありました。
80歳になった現在は病気でかなり体調もよくないらしく、以前から引退発言もあったように、娘だという細木かおりを第二の細木数子として着々と事は進んでいたようです。
1982年に、独自の研究で編み出したとされる六占星術の本を出し、世間が彼女を知ることになりました。(のちに六星占術は、神熙玲の六大天冲殺からの盗作であると溝口敦著『魔女の履歴書』にて明かされています。)
1985年に出した『運命を読む六星占術入門』が爆発的に売れ、以降、「六星占術」に関する著作を次々に発表し、「六星占術」ブームを巻き起こし、人気占い師になりました。
当時私も当時友人に、
「すごい当たるよ!」と勧められ何冊か購入したものです。
細木数子の生い立ち
- 生年月日:1938年4月4日
- 出生地:東京都渋谷区
- 1954年:ミス渋谷に選ばれる(16歳)
- 1955年:東京駅高架下に「ポニー」というスタンドコーヒーの店を開く
- 1956年:成徳女子高等学校中退(3年)
- 父:細木之伴(ほそきゆきとも)←政治運動家
高校中退後はカフェを切り盛りするようになりました。
その後わずか半年でポニーを売却します。今度はその資金をもとに、新橋のガード近くにクラブ「潤」をオープン。ところがまたまたその翌年には売却しています。
そして1958年には、銀座に「かずさ」をオープンするのです。売却に次ぐ売却でお金が雪だるま式に増やしたのでしょうね。
そしてなんと20の頃には銀座にクラブを開いています。
すごいですよね。二十歳で銀座にクラブオープンて。
細木数子の父細木之伴と暴力団とのつながり
この細木数子の父親という人物が、普通の人ではなかったんです。
高知県で代々士官をしていた家に生まれ、10代で東京に出て、神田にあった弁護士事務所に書生のような形で入り込んだといいます。
この父親が暴力団関係に幅広い人脈を持っていたことから、幼少時から細木数子はそういった環境で育ったわけです。
店を売却して大金を手に入れたり、銀座にクラブをオープンなんて、二十歳の娘がまさか一人で、と思ったら、そういう理由があったわけです。
細木数子は結婚しているのか
細木数子は2度結婚しましたが、現在は独身です。
実は2度とも子供は設けてはいません。いずれもまともとは言えない結婚だったようです。
一度めは20代の頃で、静岡の眼鏡店の後継息子とのお金目当ての結婚だったと言われています。
田舎暮らしや姑との同居が嫌になってわずか一週間で逃げ出し、三ヶ月後には離婚、1966年のことです。
二度目は有名な安岡正篤(哲学者・思想家)との遺産狙いの結婚と言われています。
なんてわかりやすいんでしょうか。
細木数子にとって結婚はお金のためにするもの以外の何でもなかったんですね。
安岡正篤が当時85歳で、痴呆の症状も出ていたのをうまく丸めこんだ細木和子が一人で勝手に婚姻届を提出したとされ、泥沼裁判の果てに婚姻は無効となったといいます。
婚姻自体は裁判で無効になりましたが、引き換えとして細木和子は松涛の邸宅や「安岡漢籍」と呼ばれる蔵書などを手にしたと言われています。
また、細木和子は安岡正篤との関係が始まる以前から、暴力団「二率会」の幹部、堀尾昌志との愛人関係を続けていました。
本当に細木数子という人は、いってみれば暴力団の姐さん以外の何者でもなくて、そんな人物をテレビ局も、視聴率欲しさによく平気でレギュラー出演などさせていたものだと思います。
細木数子の正体
2004年8月から2008年3月まで「くりーむしちゅー」と「滝沢秀明」を司会に、細木数子が毎回レギュラー出演し、女性を幸せにすることをテーマとした番組をTBS系列で火曜21:00〜放送していたのですが、この番組は4年続いたことからもわかるように当時大変人気の番組でした。
とにかく細木数子が毒舌でゲストや視聴者を斬っていくスタイルが、当時とても人気があったのです。おばさんパワーというか、歯に衣着せない物言いが視聴者にとって気持ちよかったのだと思います。
嫁入り前の常識スクールとか、細木数子がバサバサ斬っていくのをくりーむしちゅーのふたりが上手に笑いに変えていく感じが受け、高視聴率をたたき出していました。
この頃は細木数子出演の特番などもよく組まれ、ある番組では一本100万以上するという幻のワインを開け、「これ100万以上するのよ!」と不敵な笑みを浮かべ得意げにゲストの連中とワインを飲んでいました。
細木数子といえば金の亡者。
金の亡者といえば細木数子。
まさにこの<金の亡者>という言葉がぴったり!
たくさんの人を霊感商法で騙し、島倉千代子のギャラを搾取し、
自分が困った時には「地獄に落ちるわよ!」と一喝。
寄生虫のようにたかる的を見つけては最後の一滴まで金を吸い取ってきた
恐ろしい女性、というイメージしかありません。

細木かおりとは誰なのか

その後六占星術の盗作疑惑や、様々なことが世間に知られるようになり、人気の陰りとともにテレビ界から消えた細木数子。
細木数子には異母兄弟など8人の兄弟がいたとされていますが、細木かおりはきょうだいの娘、つまり姪っ子にあたります。
養子縁組して現在法律上は娘となっています。
- 細木かおり
- 生年月日:1978年12月11日
- 出身地:東京都世田谷区
- 血液型:B型
- 1978年:12月に細木数子の妹の長女として誕生
- 1998年:細木数子の勧めで結婚→長男出産
- 2000年:長女出産
- 2003年:次女出産
- 2012年:勉強会に携わり、数子と一緒に構成を考える
- 2014年:細木数子のマネージャーとしての活動をスタート。アシスタントとして鑑定に同席
- 2016年:細木数子と同居をはじめる。養子縁組する。
まとめ
細木数子は過去に、「私には、子どはいないけど、姪はすごくいい子に育ってるの。大成功よ!」と、褒めていたそうなので、二人の関係はとりあえずは良好そうに見えます。
あの世までお金は持っていけないとことあるごとに言っていた細木数子ですから、今後彼女がいなくなったあとも細木かおりは細木数子の財産を受け継いで占い師としてやっていくのでしょう。
現在は細木数子事務所を細木かおりが引き継いでやっているようです。
興味ありますか?
私は絶対行きません 苦笑)