こんにちは、まるこです!
パラホーキングという言葉を聞いたことがありますか?
今回はこの話題に迫っていきます!
目次
パラホーキングって何?
パラホーキングとは、鷹や鷲と一緒にパラグライダーで空を飛ぶアクティビティです。
大空を鳥と飛ぶなんて、気持ち良さそうですよね!
まるで自分も鳥になったみたいな感じなんでしょうか。
上の動画はイギリスのパラホーキングの公式ウエブサイトのものですが、公式サイトによるとフライト時間は20~30分ほどで、料金は130英ポンド(約2万5000円)だそうです。
シーズンは毎年10月半ばから4月初めあたりとなっている。夏場に休業するのは、鷹たちが換羽期に入るからだそうですよ。
日本人で初めてパラホーキングに成功した伊代野さん
伊代野さんは日本人として初めてこのパラホーキングに成功した人ということで、これから日本でも伊代野さんの後に続く人が出てくるかもしれませんね。
ですがここまでになるのはやはりかなり大変のようです。
野生の鷹と一緒に空を飛ぶこと自体非常に難しいことですし、鷹に信頼されないと訓練なんてしようにも言うことを聞くわけないですもんね。
それはそうですよね、だいたい野生の鷹をどうやって訓練するの?
と思ったら、伊代野さんはなんと、この鷹に「カノン」くんと名前をつけて、ヒナの時から飼っているんだそうです。
カノンは正式にはハリスホークという鳥で、日本名をモモアカノスリといいますが、ハリスホークの方が日本でも認知されているようです。
ハリスホークはメスの方がオスよりやや大きく、体重は、アメリカでの統計ではオスは平均して約710g、メスは1020g以上になります。
寿命ですが、一般的にハリスホークも含め鷹は25年から30年生きるとも言いますが、丁寧に飼育すると35年ほども生きるそうです。
鷹って長生きなんですね!
伊代野さんと鷹
伊代野さんは小さい頃から鳥が大好きで、一人でよくバードウォッチングをしていたといいます。
1歳6ヶ月のカノンは生まれたばかりのヒナだった2017年8月から伊代野さんに育てられることになるのですが、その1ヶ月後の9月からトレーニングを開始したそうです。
そして2018年1月にパラホーキングに成功します。
パラホーキングに成功するまでは壮絶なトレーニングがあったと言います。
まず最初に、伊代野さんがパラグライダーに乗って、ほぼ同時に協力者の方がカノンを空に放つのですが、もちろんカノンの方から伊代野さんに近づいては来ないですし、伊代野さんは苦労したそうです。
カノンがパラグライダーを大きい鳥だと思ってしまって伊代野さんの方に飛んでいこうとしないのです。
何度も訓練を重ね、今では伊代野さんが飛びながら手を出せばスーッとその手にとまるし、また手を離れたと思っても伊代野さんが合図をすると離れたところからサーっと飛んで来て肩にスッととまる、という感じですごく気持ち良さそうに一緒に飛んでいる感じでした。
すごいですね!
ヒナの時から一緒に過ごしているからカノンも伊代野さんにすっかり心を許しているんですね。
ずっとパラホーキングが夢だったという伊代野さんですが、2019年現在48歳なので、カノンがずっと元気に生きてくれれば、この先伊代野さんがおじいさんになっても一緒に飛べそうです。
まとめ
いかがでしたか?
大空を鳥と飛ぶなんて夢があって本当に素敵です!
伊代野さんの夢が叶ってよかったですね。
これからもカノンと夢を追い続けて欲しいと思います。