薬科大学に通っていた女子学生が行方不明になり、最悪の結果となってしまいました。
顔写真も公表され、薬剤師を目指すしっかりした女の子がなぜあんなことになったのか、どうしても解せなかったのですが、いろいろなことがわかってきました。
目次
日本薬科大学に在学していた菊池捺未(きくちなつみ)さん。
日本薬科大学に通っていた女性の名前は菊池捺未さん。
日本薬科大学について調べたのですが、2004年創立の新しい大学なんですね。
福岡市にある第一薬科大学を経営する学校法人都築学園グループによって45年ぶりに2004年に開学したそうです。
設立当時は日本で初めて、漢方医学に特化した漢方薬学科を設置したことで話題になったようです。
学科については将来薬剤師を目指す6年制の薬学科と医療ビジネス薬科学科
(4年制)があり、薬学科は埼玉県北足立郡伊奈町、医療ビジネス薬科学科は湯島にキャンパスがあります。
湯島にある<御茶ノ水キャンパス>は、都築学園グループが所有する「御茶ノ水外語学院」を改装して2011年に開校したというので、学校法人グループというのはお金があるんですね。
菊池さんは薬剤師を目指す6年制の薬学科ではなく、4年制の医療ビジネス薬科学科に在学していました。
将来は医療ビジネス関係を目指していた菊池捺未さん
大学のホームページによれば四年制の医療ビジネス薬科学科は専攻が3つに分かれており
- <ビジネス薬学コース>:ドラッグストアをはじめとする医療・健康関連産業においてセルフメディケーションに貢献できる医療人を目指す
- <情報薬学コース>:病院、福祉施設、ヘルスケア関連分野などで経営や事務職として活躍できる人材を目指す
- <スポーツ薬学コース>:スポーツと関わりのある医薬品・健康食品について専門知識を身につけ、スポーツ関連産業においてアスリートの育成に携わる人材を目指す
というのですが、細分化されていて新しい大学は違いますね。
ですが上記のような勉強なら専門学校など2年制でもいいのかなと思いますがどうなんでしょう?わざわざ大学で4年間学ぶ必要があるんですかね。
それにしても近年は新しい大学がいろいろできていますよね。
平成の30年でなんと全国で大学が300校増えているという事実があります。
加計学院の獣医学部とか、これからの人口減少時代を思うと、果たして近年開学した大学が本当に必要だったのかと考えると疑問に思えてしまうのですが、とにかく菊池さんは、そういった方向を目指していたのだと思われます。
以下は日本薬科大学の在学生の声です。
<在校生 / 2018年入学よく考えて、よく調べろ、まだ間に合う2019年02月投稿>
本気で薬剤師になりたい人しか来ないほうがいい。進級率はとても悪い。入学してから、友達や隣に座っていた人など2年に上がったらいないことや、留年してることがある。あと、本気で薬剤師を目指している人もいるが、親などに言われたから入学した人もいる。1単位でも落としたら留年なので、薬学に関係のない第二外国語なども落としたら留年である。皆ビクビクしながら学生生活をしている。入試はとてつもなく簡単。しかし、期末試験などのテストはべらぼうに難しい。学年の約80%不合格なる科目もある。その後の再試も大変。再試代も3000円ととても高い。この大学に入学した人は後悔してる人が多いのは事実。楽しい大学生活を送りたいなら絶対にやめた方がいい。生半可な気持ちで入学すると必ず後悔する。
https://www.minkou.jp/university/school/20138/
ニュース等であまり報じないお金のこと
もちろん私立大学ですので学費は高いです。年間150万ほどかかります。
ここからですがニュース等ではあまり報じられていないようなのですが、あえて書かせていただきます。
実は菊池さんはインターネットの掲示板で犯人の広瀬晃一(ひろせこういち)と知り合ったというのですが、デヴィ夫人が「なぜ19歳の若い女性が、35歳の薄汚いハゲ男に殺されたのか」と言ったように、どうしてそんなことになってしまったのか、逃げることはできなかったのか、すごく疑問に思ったのです。
実は広瀬は菊池さんと会う為に、お金のやり取りの約束があったというのです。その金額は十数万とも30万とも言われ、とにかくお金のことがあったから会うことにしたんですね。
広瀬が若いイケメンの写真を自分と偽って使っていたわけではないようです。
要は援交だった。
当初は親思いのとてもいいお嬢さんと報じられていただけに、驚きました。
実際大学の授業を受けたあとJR綾瀬駅から茨城県鹿嶋市の鹿島神宮駅まで会いに行っているわけです。
ところが実際会ってみると提示された金額よりお金が少なかったのか渡されなかったのか、広瀬と一度会った後に、広瀬のアパートから離れたところに連れて行かれて一人で車から降ろされているにもかかわらず、自力でまた広瀬のところに戻っているんですね。
これはつまり、約束が違うと文句を言いに行った、と考えられます。そこで暴れたのか、騒いだのか。
そして事件は起こりました。
まとめ
この事件は起こるべくして起こった事件、と言えるのではないかと思ってしまいます。
見ず知らずの男と、二人だけで会う約束をするべきではなかった。
無口で文句を言ったら聞き入れてくれそうに思えたのでしょうか。
人は見かけではわからないものです。
未来ある若い女性に起こった本当に痛ましい事件でした。
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