ゴーンの保釈金10億円はどこへいくのか?

お金の話

日本中に激震が走った日産元社長カルロス・ゴーンが保釈されるのでは

との情報が出ています。

拘留延長を東京地裁が認めなかったのです。

今回はこの件に迫っていきます。

目次

保釈金って何?

保釈金とは、裁判が始まるまでの間、拘留から解放されるために必要な

お金のことをいい、正しくは保釈保証金といいます。

なので保釈金を払えば釈放される訳ですね。

保証金は何のために払うのか

このお金は、被疑者がきちんと裁判に出る意思があります、逃げません、

証拠隠滅をしません、ということを示すために支払います。

なので

被疑者が約束を守って裁判に出席させるという役割

があるんです。

ということは、約束を守らず逃亡したり、裁判に出席しない、

というようなことがあると没収されて国のお金になってしまいます!

が、保釈の際の条件を守ってトラブルを起こすことなく生活をし、

裁判にも最後の判決まできちんと出席すれば、

判決が実刑判決でも執行猶予がついた場合でも、全額返金

されるのです。

お金持ちはいい?保釈金額はどうやって決まるの?

よくニュースなどで「保釈金500万」などと聞くと

お金持ちっていいな、と思ったりしますが

実はそんなことないのです。

保釈金は被疑者の年収や資産などで決まり、被疑者にプレッシャーを与える金額

が相場となっています。

今回カルロス・ゴーンの保釈金は10億以上とも言われていますが、

その額は彼の1年間の役員報酬からきているといいます。

過去最大の保釈金は?

1987年に食肉卸売業のハンナン株式会社元会長の浅田滿らが起こした

企業犯罪事件が有名ですがこの時の保釈金は20億円でした。

外国産牛肉の放出枠の割り当てをめぐって畜産振興事業団幹部に600万円を渡し、便宜を図らせた贈賄容疑で浅田満は逮捕されました。

この時に20億ということは今回は30億はくだらないのでは?

裁判所の決定は異例

今回の拘留延長は異例中の異例と言われています。

日本では拘留延長を請求すればほぼ認められてきたことがあります。

再逮捕という言葉をよく聞きますよね。

でも先日中国ファーウェイの社長が捕まった時もすぐに保釈されていましたよね。

今回の裁判所の決定が異例とされているのは海外の反応を考慮したことが大きいとされています。

グローバル基準では日本の拘留期間が長いってことですよね?

裁判所が、捕まっている人が人なだけに

海外の反応を気にしてそういうことをするって、どうなんでしょうね。

それなら全ての事件で同じように対応してほしいと思うんですが。

まとめ

いかがでしたか?

今回の事件はカルロス・ゴーンやその側近をきちんと有罪にもっていくことができるのでしょうか?

会社のお金を私物化していた人間を、いくら窮地から救った人物とはいえ

悪いことは悪いことだと認めさせたいと私は思うのですが。

どうなるのか気になりますね。

追記

ゴーンが保釈される模様だとの情報が流れていましたが

再逮捕となりました。

海外の声など気にせず日本のやり方でやればいいんですよ。

日本で給料をもらって生活しているのですから。

今後の動きに注目していきたいと思います。

このお金は裁判所に支払われますが

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