宮川紗江の選手生命を懸けた会見に涙が止まらない!

スポーツ

女子レスリング、日本アマチュアボクシング連盟、アメフト、ときて今度は女子体操界に激震が走っています。

 

今春高校を卒業したばかりの宮川紗江選手が日本体操協会にパワハラを受けていたとの会見を開きました。

 

18歳の東京五輪が迫っているこの時期に、宮川選手はなぜ選手生命をかけてまで会見を開かなければならなかったのでしょうか。

 

とても気になったので体操界で今一体何が起こっているのか調べてみました。

 

 

目次

宮川紗江選手の経歴

宮川選手は2歳から体操競技を始め、幼少期から活発で校内リレー選手に選ばれたこともあったといいます

 

2013年度に女子ジュニアナショナル選手となりました。

 

2014年6月の第53回NHK杯体操選手権で個人総合7位(ユース世代ではトップ)となり、南京ユースオリンピック出場が決定しました。

 

2014年度から女子ナショナル選手に選出され、同年7月に開催された全日本体操種目別大会では跳馬で優勝を果たし、ゆかでも2位を取りました。同じ年の8月に開催された南京ユースオリンピックでも種目別-跳馬で銅メダルを獲得しています。

 

ゆかではH難度の技をこなし、夢は「リオデジャネイロオリンピック、そして4年後の東京オリンピックに出場することです」と語っていましたが、言葉通り2016年8月、リオオリンピック代表に選ばれ出場しています。

 

宮川選手と速見佑斗コーチ(34)の二人三脚の歩み

宮川選手は小学校5年の時から速見コーチの指導を受けています。

会見では

「速見コーチを信頼しているし、その指導は体操を楽しいと思えるものでした」

と言っていました。

「報道にあったような馬乗りになって髪を引っ張る、とか私が体を引っ張られて引きずられたとか、叩かれて体に傷を負った、というようなことはありません。髪の毛を引っ張られたり、叩かれたりということはありましたが、それは1年以上前のことで、今はコーチもそれは間違った指導だっだと反省しています。」

というのです。

 

宮川紗江選手は会見で何を訴えたかったのか

では会見で宮川選手が言いたかったことは何なのかというと、

協会トップである塚原千恵子女子強化本部長にパワハラを受けていたということです。

 

塚原千恵子女子体操強化本部長

 

下は公益財団法人である日本体操協会の組織図です。

2017soshikizu

 

日本体操協会の会長は二木 英徳となっていますが、協会は男子体操強化本部、女子体操強化本部、新体操強化本部、男子トランポリン強化本部、女子トランポリン強化本部長の5部に分かれていて、塚原千恵子さんは女子体操強化本部長ですので、女子体操界では実質トップと言える立場なわけです。しかも夫である塚原光男さんは協会の副会長ですので、この夫婦の権力には誰も逆らえない的な雰囲気がありすぎるほどあったことは容易に想像できますよね。

 

オリンピック出場選手を多数輩出していた女子レスリングの栄監督もしかり、でしたよね。

 

宮川選手は所属していたレインボーから、当初は2020年までという契約だったにもかかわらず契約解除されています。これも協会の力が働いた、と考えるのが妥当なのではないでしょうか。

 

で、協会は何をしたかったのかというと、宮川選手と速水コーチの二人三脚を引き裂いて、これまた塚原夫妻が運営する朝日生命体操クラブに宮川選手を引き込みたいがために、元々はそんなにひどいことをしたわけでもない速水コーチを排除した、らしいのです。

 

下は朝日生命体操クラブのH.Pです。

Tsukahara Gymnastics Center | 体操を通じて人を育てる
塚原体操センターです。体操の楽しさを通じ、心と身体を育て、人生を豊かに。夢を叶えるお手伝いをします。たくさんの笑顔に出会えることを楽しみにしています。

 

「朝日生命」と大企業の名前が付いていますがH.Pを見てもらえばわかると思いますがトップページは「塚原体操センター」となっていてそれはまるで塚原夫妻、塚原ファミリーが経営する体操教室であるかのようです。

 

発足当初は塚原千恵子さんと、朝日生命の社員2人の総勢3人でスタートし、その後体操を通した地域社会貢献の一環として、少年少女に向けた体操スクール「朝日生命体操教室」を設立した、ということですが。塚原千恵子さんが私財を投じて設立したのでしょうか?

 

会見では、これまで多くのメダルを狙えそうな選手が塚原千恵子体操強化本部長によってよそのクラブから朝日生命体操クラブに引き抜かれてきたとのことでした。

 

宮川選手は<2020東京五輪特別強化指定選手>に応募しなかった

 

上の画像にあるように、宮川選手は<2020東京五輪特別強化指定選手>に応募しなかったのですがそれは

強化プランの内容や計画が全く見えなかったし、参加は義務ではなかったから」

 

だと言っていました。

ところがその数日後に直接塚原強化本部長から宮川に電話があり、

「申し込みしないと、今後協会としてあなたの協力できなくなるわよ。五輪にも出られなくなるわよ。」

 

と言われたというのです。こわっ!!これがパワハラでなくてなんなのでしょう?

 

その上夫である塚原光男協会副会長は宮川選手の会見について全部嘘と言い放ちました。

恐るべし黒幕夫婦。

塚原光男日本体操協会副会兼朝日生命体操クラブ代表

 

18歳のまだこれからの選手が、どうしてこれから教会にどんな嫌がらせをされるかもわからないのにわざわざ嘘の会見を開くなんてことをする必要があるの?!と言いたいですよね。

 

 

宮川選手は会見で世界選手権(10〜11月、カタール・ドーハ)の代表候補を辞退し、今季は試合に出場しないと言っていました。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

つい先日の女子レスリングの栄監督の事件やアマチュアボクシング連盟の事件とも重なって見えますよね。人って権力を持つと好き放題やってしまうんだと管理人まるこは思ってしまいました。誰も何も言えない状態というのがさらにそれを助長してしまうのでは。

 

いくら輝かしい経歴があっても、というか輝かしい過去の経歴があるからそうなってしまうんですかねー。特に何の輝かしい経歴もないまるこは考えさせられてしまいました。

 

今後の宮川選手を見守っていきたいです。実力のある選手ですので彼女が黒い力に潰されるようなことがあってはならないですよね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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