大森立嗣監督(大森南朋の兄)の新作『タロウのバカ』に16歳でモデルのYOSHIが抜擢されました。
YOSHIって一体誰なんでしょう?
目次
YOSHIの経歴
YOSHI
本名:佐々木嘉純(ささきよしずみ)
年齢:2003年岡山生まれの16歳
通信制高校に通う
将来の夢は自分のブランドを立ち上げること
オフホワイト、ヘルムート・ラングなどの世界的なファッションブランドのモデルを務める
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Thank you so much @inari_tsuchiya @kode_official
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#TiffanyPaperFlowers #TiffanyBlue @tiffanyandco
YOSHIが注目を浴びることになったきっかけ
YOSHIがファッション業界から注目をあびるようになったのは、約2年前のこと。当時まだ13歳だった彼のインスタグラム上に投稿された一枚の写真がきっかけだった。
その写真とは、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターを務める、ヴァージル・アブローとYOSHIが一緒に映っているものだった。そのきっかけをYOSHIに尋ねると「オフホワイトのパーティーに行った時に声をかけられて、それで」とひょうひょうと答える。
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このヴァージルとの写真をYOSHIがインスタにあげたことから一気にファッション業界から注目を浴びることになったのです。
<以下、Forbes Japanより抜粋>
──いつからファッションに興味を持つようになった?
最初のきっかけは、ミニ四駆の大会。小学生の時にミニ四駆にハマっていて、全国大会に出るくらい強かったんだけど、ある日出場していた大会で、かっこいい服を着ている大人がいた。聞いてみると、ヨウジヤマモトやリックオウエンスで。そこからファッションについてハマっていった感じかな。それまでは普通にライトオン(Right-on)とか着てたよ(笑)。
それから、学校帰りに近所の古着屋にほぼ毎日通っていたらファッションとか音楽とかやってる友達が増えていった。インスタグラムを始めたのはなんとなくだけど、古着屋に通って好きな服を着ているうちに、自分のファッションスタイルを載せていくことが面白くなってきたから続けてる。
ライトオンて。可愛いですね。上のヴァージルとの写真の時はまだ13歳!すごいですよね。
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──YOSHIくんのインスタグラムを見てるとヴィンテージアイテムを混ぜたストリート系のスタイルが目立つけど、それも古着屋に通っていた影響なんだね。
そう。古着は一点物だから好き。古着屋で色々な服を見ていて覚えていったのもあるし、自分は年代でスタイルを見ていたから、例えばグーグルの画像検索で「70年代 ファッション」とかで調べて、その真似をしてたりもした。あとは雑誌かな。特によく読むのは海外のVOGUEとか、アートブック。古本屋にいって、昔のスタイルとかを見るのが最近楽しい。
古着だけじゃなくて、コムデギャルソンとかヨウジヤマモトとか、デザイナーズブランドも好きだけどね。でもまだ15歳だし、当たり前だけどそんな好き放題服が買えるわけじゃない。お小遣いは月3000円だし、やばくない(笑)?
でも親と話して、ブランドから声をかけてもらったモデルの出演料は自分で使っていいことになってるから、その時に好きなものを買ったりすることが多いかな。
──普段は何をして過ごしてる?
去年中学を卒業して、いまは通信制の学校に通ってるからちゃんと勉強もしてるよ。でも普段接するのは、自分よりも年齢が上の人が多い。例えばファッション関係の人とか、アーティストとか、彫師とか。服の話をしたり、音楽の話をしたり、時々大人から相談を受けたりもしてる。そんななかで、なんとなく将来のことを考えたりもするようになったかな。
実はいま、起業の準備中なんだ。
──お!どんなことをする予定なの?
「YOSHIZUMI SASAKI」っていう自分のファッションブランドを立ち上げる予定で。もともと絵を描くことが好きで服のデザインとかを寝る前に描くことが多かったんだけど、もう16歳になるし、そろそろ自分のブランドをやっていきたいなって。応援してくれるひとも見つかったから、もう少ししたらちゃんと発表できるはず。
普段付き合ってる人の中には東大出身とかもいれば、中卒で働いてる人もいる。そういう人たちを見てると、勉強ができて頭がいいことってどうでもいいんじゃないかって思う。
型にはまらないで、自分の好きなことをやって生きていければ楽しいし、一番いいんじゃないかなって。だからみんなが通う高校じゃなくて、通信制の高校に行くことにした。いまは両親が育ててくれてるからできることかもしれないけど、これからもこの考え方は変わらないと思う。
大森立嗣監督が演技経験のないYOSHIにオファーしたわけとは
『タロウのバカ』は、大森監督が脚本を手がけるオリジナル作品。
<内容>
一度も学校へ行ったことがない少年タロウ。国、社会、家族など何も頼るものがないタロウが、ただただとにかく「自由」に生きる姿をセンセーショナルなストーリーで描いていく。
タロウ役を決めるに当たって、大森監督はたくさんの俳優や若者を対象にオーディションを行なったそうですが、なかなかイメージに合う若者と出会えなかったそうです。
監督は以前から、存在を知り、気になっていたYOSHIに連絡を取り、実際に会ってYOSHIの持つ雰囲気と存在感に、監督はすぐ“彼が「タロウ」だ”と確信するにいたり、彼が演技未経験の少年役に決まったそうです。
まとめ
弱冠15歳でその存在を世界に印象付けてしまったYOSHI。これからの活躍が本当に楽しみですね。
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