谷生俊美さんとは?
ちょっと衝撃を受けた。「谷生俊美です。日本テレビでは男性として入社しました。現在はトランスジェンダー女性として、映画と向き合って7年になります」LGBTのレギュラー出演者が民放ニュースで初登場! 有働由美子の”攻める”「news zero」 (水島宏明) – Y!ニュース https://t.co/eDYHs4qHfA
— 少年ブレンダ (@hibari_to_sora) 2018年10月7日
日テレがニュースゼロの新キャスターとして元NHKの有働由美子さんを
起用するに当たり、日テレ社員であるプロデューサー谷生俊治(本名)さんを
レギュラーとして番組に出演させるということです。
- 名前:谷生俊美(たにお としみ)
- 出生名:谷生俊治(たにお としはる/元男性)
- 別名:ターニャ
- 年齢:44歳
- 学歴:東京外国語大学言語文化学科ドイツ語→大学院
- 職歴:日本テレビ(2000年~)
- 所属:日本テレビ『金曜ロードSHOW!』プロデューサー
- 前所属先:外報部→社会部警視庁→外報部
- 信 条・座右の銘:己の信じる道を行く
- 好きなもの:甘いもの
お綺麗ですね、と言っていいのでしょうか。
アルフィーの高見沢俊彦さんにそっくり!という声もあるそうです。
トランスジェンダーって何?
性同一性障害という言葉の方が馴染み深いかもしれませんが
トランスジェンダーというのはもっと広い意味で使われるようです。
性同一性障害という言葉が医学用語であるのに対して
トランスジェンダーはその人の性格や性質を表す時に使う、
という違いがあるようです。
「性同一性障害者として生きる」≠「トランスジェンダーとして生きる」
性同一性障害は、「障害」の言葉が表す通り、そう診断された人は
「障害」を取り除き正常になろうとするものですが
トランスジェンダーはその人の個性を表す言葉なので
必ずしも治療(性転換手術等)を必要としないのですね。
谷生俊治さんはトランスジェンダーとして生きようと決め
実際谷生俊美さんとして生活されているのですね。
どうしてトランスジェンダーとして生きようと思ったのか
谷生さんはもともと男性として日本テレビに入社し、記者やカイロ支局の特派員などを経て、「金曜ロードSHOW!」のプロデューサーを務めていました。
カイロ支局時代に戦争やテロの現場を取材、人の死を目の当たりにするうちに、自分らしくいきたいと決意したそうです。
トランスジェンダーの中には、外見を変える際に勤めていた会社を辞める人も多いそうなのですが、
谷生さんは、今までのキャリアを否定したくなく、帰国後、髪を伸ばしたり、少しずつ慎重に見た目を変えていったそうです。
そしそれまでの自身の経験やキャリアを番組作りにも生かしたいと、社内でカミングアウトしようとの気持ちを固めていったそうです。
ここまでの谷生さんの努力を思うとトランスジェンダーの気持ちはわかりようもありませんが
思わず手に力が入ってしまいます。
そして、思い切って直属の女性上司にカミングアウトすると、その上司は「言ってもらって良かった」と谷生さんに感謝の言葉を述べたといいます。
日テレの風通しの良い雰囲気が伝わってくるような、ちょっとホッとする話ですよね。
直属の上司が理解のある人でよかった、と思います。
まとめ
色々な人がいるのが世の中ですから谷生さんのような人がいていいと思いますし
たまたま彼女が働いていたのが日テレというテレビ局で、今回ニュースゼロに有働さんを起用し、
話題性ということからも谷生さんを出演させて攻めの姿勢を大きく打ち出してきた日テレ。
世のマイノリティと言われる人にとっても谷生さんの存在は勇気になっているのではないかな
と思いました。
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