宝槻泰伸(探究学舎)が父から受けた教育・まんまとハマったオヤジの策とは? | 気になる!
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宝槻泰伸(探究学舎)が父から受けた教育・まんまとハマったオヤジの策とは?

宝槻泰信さん。

『強烈なオヤジが高校にも塾にも通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』という著書もあり、弟二人も高校には行かず大検→京都大学に進学し事業を興して成功しています。

今回はこの一風変わった、そして一体どうしてそんなことができたのか?「ホーツキ・ファミリーの謎(?)」宝槻3兄弟のお父さん、「オヤジ」さんの教育に迫ります!

宝槻泰信さんのプロフィール

  • 生年月日:1981年生まれ
  • 出生地:東京都三鷹市
  • 職業:探究学舎代表

宝槻さんは1997年に宮崎西高校に進学しています。

宮崎西高校は、宮崎市にある併設型の公立中高一貫高校。県内有数の進学校で、東大を始めとする全国の難関大学を含む国公立大学に多数の合格者を出しています。

そんな高校に通っていた宝槻さんは通い出して間も無く強い違和感を感じるようになったそうです。

そしてある日、「オヤジ」に高校を辞めたい、と言ったら「いいよ」と即答されたと言うのです。

まずここから普通の親とは違いますね。

宝槻さんはその後高校を無事(?)辞めて、大検を取得し、京大に進学したそうです。弟たちも中学を卒業後ニートを経て「オヤジ」の家庭教育で同じく京大へ。ちなみに京大を選んだのは近所だったことと、「兄弟3人京大というのはネタ的に面白い」と「オヤジ」が思ったことからと言います。

近かったから京大って。なんと破天荒な人なんでしょう。

大概のことは「右へならえ」の日本人らしからぬ、なんとも魅力的な人柄が伺えますね。

「オヤジ」の教育(策)その1

一体「オヤジ」さんの家庭教育ってどんなものだったんでしょう?

それは例えばこうです。

ある日「オヤジ」さんは3人兄弟を連れて書店に行きます。

そしてかなり長い時間をかけて歴史のマンガなどを購入します。読むのを嫌がる3人に「オヤジ」さんは「1ページにつき1円の小遣いをやる」と宣言するのです。

するとどうでしょう。3兄弟は我先にと読み始めるのでした。

お金で子供を釣るって、一見良くないことにも思えます。でも大人だったら同じことを言われたときどうでしょう?

1クッション、2クッション考えてしまうことも、子供はいい意味で単純なので、これをやったら自分が欲しいものをもらえる!となったら喜んで速攻やるんですよね。

お金をやると言われて最初は食いついたそうですが、読み始めると面白くなって、最終的にはお金がもらえなくても読んでいたといいます。

「オヤジ」さん、ナイスですね。

小学校に入ったばかりの息子たちの地頭を鍛えるために、まず「オヤジ」さんが取り組んだのが優秀な家庭教師といえるマンガを買い込むことでした。

地頭を鍛えるためにマンガ!

今思えば「ベルサイユのばら」も歴史の勉強になってたのね。マンガばかり読んでと言われ罪の意識を感じながら読んでいた自分がなんだか哀れ・・・苦笑

「オヤジ」の教育(策)その2

そして次に、映画『椿三十郎』や『レインマン』など、子供でも感動できるビデオを借りてきた「オヤジ」さん。

けれどもビデオも本も「オヤジ」さんの趣味で借りてきたわけではなく、そこには考え抜かれた「オヤジ」さんの方策があったのです。

カジノシーンがある『レインマン』を観て、ブラックジャックやポーカーにハマったという宝槻さん。その流れで将棋→囲碁→麻雀へと興味は移って行きます。

おかげで数学の確率はゲームのように楽しく修得できたというのです。

ギャンブルは数学やプログラミングなど論理的思考力を鍛えるにはうってつけのトレーニングだったというわけです。

「レインマン」を観ても、当時私は自閉症の兄レイモンドのことがとても気になったし、兄弟同士の人間関係とかに注目していて、ブラックジャックやポーカーにはまるという感覚にはならなかったです。

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「オヤジ」さんの物事の持って行き方の影響なんでしょうか。すばらしいですね。

オヤジ」の教育(策)その3

そして「オヤジ」さんが熱心に取り入れたのは歴史ものだったといいます。

子供達に“NHKの大河ドラマ『武田信玄』を見ろ!”との指令が下りました。

1988年の1月から12月まで、大河ドラマで武田信玄が確かに放送されていました。

カリスマ性のある信玄に3兄弟はみな大興奮でドラマを見たと言います。

81年生まれの宝槻さんは当時7歳くらいになりますが、観ていたんですね。

またしても「オヤジ」さん、してやったり状態。笑

人間ドラマを通して、歴史を学ぶ面白さを教えようとしていたということだそうです。

オヤジはいつも兄弟が何に興味を持つようになるのかを見極めていた、と今では二男三女、5人の子供の親となった宝槻さんは言っています。

この「オヤジ」さん、ホントなんてかっこいいんでしょう!

それにしても全て緻密に計算された子育てだったのか、それとも場当たり的に、その時その時に<「オヤジ」さんの考えるいい方>を選んで子供達にモノを与えたり方向性を示したりしてきたのでしょうか。

もし前者だとしたら、考え方とか物事の捉え方が凄すぎます。てか頭の中どうなってるんでしょうかレベル?!

後者だとしてもいい意味で常軌を逸していますよね。

「オヤジ」の教育(策)その4

 本やマンガ、映画などを面白がり、どんどん夢中になっていく3兄弟に、「オヤジ」さんがいつも課していたのが自分の言葉で説明させることだったといいます。

「お風呂の中で算数について話し合ったり、ドライブ中に歴史クイズで競わせたり、本や映画の内容を説明させられるんです。インプットしたものはアウトプットする時にこそ、よく整理されるので記憶に残るんです。書くこともアウトプットですが、子供にとっては口で説明させるのが最適。振り返れば、ぼくも日常のさまざまな場面で説明していたような気がします。鍛えられていたんですね」

https://www.news-postseven.com/archives/20141127_289191.html

まとめ

宝槻さんは「オヤジ」さんの家庭教育で、探究心(物事への関心を深める気持ち)、集中力、記憶力、基礎教養が鍛えられたと言っています。

「夢中になって取り組むので集中力がつき、アウトプットすることで記憶力がアップする。そして結果的に知識や基礎教養が身につく。自分のオヤジながらよく考えられたプログラムでした」

https://www.news-postseven.com/archives/20141127_289191.html

「オヤジ」さんの考え抜かれたプログラムによって集中しながら、興味を持ったことを自ら探求する姿勢を学んだ宝槻3兄弟。

宝槻泰信さんは現在<探究学舎>という受験も勉強も教えない、いわゆる学習塾とは違う教室を立ち上げ全国の子供達を導いています。

子供の「もっと知りたい!」「やってみたい!」という
驚きと感動の種をまき、探究心に火をつける興味開発型の教室、だそうです。

なんだか聞いているだけでワクワクしてきます。

自分が参加したかった!ご興味ある方は是非探究学舎へどうぞ。