お盆とお彼岸は何が違うの?

お盆とお彼岸。

この違いってなんだろう、と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

今日はこの二つの違いについて調べて行きたいと思います。

お盆とは?

お盆とは、先祖の霊を祀る=ご先祖様を敬う一連の行事のことを言います。

地方では8月15日、都心部では7月15日とされています。

例年、8月13日前後に浄土(仏の国)から、ご先祖様の霊が迷わないように迎え火を焚いてお迎えし、お供え物等をして先祖の霊をおもてなしします。

お盆の由来

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。これはお釈迦様の住まわれていた地方の言語でインドの言葉の1つ、サンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したものです。「ウラボンエ」が現在の「オボン」になったのですね╚(•⌂•)╝

お盆のはじまりについては、「盂蘭盆経」の中の親孝行の大切さを説いた教えが昔から知られています。

このお盆という言葉は釈迦様の住まわれていた地方の言語、サンスクリット言葉で「逆さ釣り」はウラバンナと発音し、そのウラバンナが「盂蘭盆会(ウラボンエ)」として日本に伝わりました。

管理人が子供の頃は母が作った精進料理が仏壇に供えられ、仏壇にお線香をあげる回数を普段より多目にしていたのを覚えています*お線香の匂いって心が休まりますよね^^

迎え火を焚いてご先祖様をお迎えすることは、夕方から夜にかけての時間に母が、叔母やもし起きていれば私やいとこ達と一緒に何か木のようなものを燃やして玄関の門のところで、やっていました。

一般的にお盆の迎え火や送り火では、「おがら」を用います。調べてわかったのですが、おがらとは皮を剥いだ麻で、ホームセンターや花屋さん、スーパーなどで手に入るのです。子供の頃木のようなものに見えていたのは今思えばきっと「おがら」だったのだと思います。

大人になってからは、自宅に仏壇はないので、帰省した折に子供の時と同じように母が迎え火を焚いてご先祖様をお迎えするのを子供達と一緒に見守るようになりました。高速道路を使って車で長時間かけて帰省するため、「無事に帰ってこれました、ありがとうございます!」「子供達がこんなに大きくなりました^^」「今年もなんとかやっています、ありがとうございます。」と感謝の思いで報告をしたりしています。

祖母の顔写真を見ながら「今年は仕事で〇〇を頑張りますのでうまくいくように見守ってください。」とかお願いしたりすることもあります。

そして例年15日か16日には送り火を焚いて、また仏の国へとご先祖様の霊を送り出します。

都市部のお盆は1ヶ月早い7月15日

現在都市部では1ヶ月日にちがずれてお盆は7月15日となっています。

それは、旧暦において新年で始めての満月を1月15日とし神を祀り(まつり)、その半年後の満月の日が7月15日だったところから、いつしか7月15日が先祖を祀る(まつる)日として風習となり後世へ受け継がれるようになったからと言われています。

当時国民の8割を占めていた農家の人たちにとっても、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからです。

そして近年、地方ではお盆は8月15日と定められるようになんとなく(!)、なんとなくなったのです。

誰が8月15日をお盆と決めたのか、なぜ1ヶ月ずれたのかは不明ですが、これは明治になって新暦が採用されると、7月15日では、当時国民の8割を占めていた農家の人たちにとって、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからと言われています。夏休みとも重なり、親族が集まりやすいからいつの間にかそうなったという説もあります。

東京の半分以上の方が地方出身者と言われる現在、7月15日前後では田舎に帰りづらい、やはり親族一同が集まりやすい時期は8月、となったのですね。

お盆とは、平たく言えばあちらの世界にいるご先祖様が寂しくならないように1年に一度こちらの世界で一緒に過ごすことなのです。

お墓参りは?

子供の頃から結婚するまではお盆に必ずお墓参りに行っていましたが、結婚してからは夫の実家のお墓参りに行くようになりました。でも子供が生まれてからはお盆には子供と一緒に帰省するようになって、それからは実家でもお墓参りは母と叔母達で行っていたようで、私はあまり行かなくなりました。

結婚して嫁いだら、実家のお墓参りに行くのはよくないのでしょうか?

いいえそんなことはありません。お墓参りにそういった決まりごとはありません。母が私を誘わなくなったのは嫁いでしまったからではなく、もしかしたら姉妹の時間を邪魔されたくなかったのかもしれません。聞いていないので本当のところはわかりませんが。汗)

お彼岸とは?

お彼岸とは春分の日と、秋分の日の前後3日間を挟んだそれぞれ7日間のことを言います。

お彼岸の初日前に、仏壇の掃除やお供えをして準備して、お彼岸の期間には、お墓参りをします。

お盆がご先祖様がこちらに会いに来るとしたら、お彼岸はこちらからご先祖様に会いにいくイメージというとわかりやすいのではないかと思います。

でもどちらも、ご先祖様を想い、敬う行事なのですね。

日本では祝日法により、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。

また、春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方角に沈みます。仏教の考え方では、西にあの世が存在する場所があるとされているため、春分の日と秋分の日は、あの世と最も距離が近くなる日と考えられたのです。日本の昔の人はそんなふうに考えたのですね。発想が面白いし、なるほど!と思いますよね。

まとめ

現代では特に核家族が増えて、正式なお盆やお彼岸の風習を代々伝えることが難しくなっていますから、改めて昔ながらの作法を確認して、次の世代の子ども達に伝えるのも、大切なことですよね*

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