【無意味だった保釈金】カルロス・ゴーンを逃した出入国管理システムのずさんさ

ゴーンが母国レバノンへ逃げたことが話題になっています。

一体どうして保釈中の人間にそんなことができたのか。

木箱の中に入って逃げたとか、いろいろ憶測が流れていますが、どのように逃げたにせよ、そんなことができるんだ、と入国管理システムゆるさに驚き呆れるばかりです。

元出入国在留管理庁勤務の人によれば「日本は入国に対して出国はややゆるいかもしれない」らしいです。

日本政府は、外交ルートを通じてゴーン被告の引き渡しに向けてレバノン政府との調整を始めたが、難航が予想されています。

このままでは、今後、ゴーン被告の公判が開かれる可能性は低いと思われます。

一体何やっちゃってるんでしょう?!

日本中に激震が走った日産元社長カルロス・ゴーンが保釈されるのでは との情報が出ています。 拘留延長を東京地裁が認めなかったので...

ゴーンが払った保釈金の意味

ゴーンは19年3月の保釈時に10億円、翌4月の再保釈時に5億円の計15億円を保釈保証金として納付したと言われています。この保釈金は、ゴーンが逃亡したことによって国のお金になってしまうわけです。

国のお金といっても実際にどこにいってどう使われるのか、私たちには知る由もありません。

けれども額もかなりの額なのでそのお金があった方が国にとっては良かったから、むしろ平気で逃したんじゃ・・・?

などと考えたりもしてしまいます。

保釈制度はもともと被告は逃走しないという「性善説」で成り立っています。

保釈金の抑止力が落ちていると言われる昨今、しかもゴーンのようなセレブにとっては15億くらいの支払いは母国に帰れるならばたいして痛くもなかったのでしょうね。

なぜ日本ではGPS位置管理システムを使わないのか?

欧米などでは仮釈放中の犯罪者の腕や足などにGPS装置をつけ、管理されています。

日本は出国数が一般的に低い国なので、入国審査はちゃんとやるけれども出国の方は緩いといいます。

出ていく方に関してはきちんと調べないんですね。

だから今回このようなことができたわけです。

もともと「逃げない」という性善説で成り立っている保釈制度は、戦後75年にもなる今となっては見直すしかない、と思っています。

今回のゴーンのみならず、仮釈放中の犯罪者が逃亡する事件も目立ってきている中、GPS監視システムを日本でも早急に取り入れるべきだと思います。

そんなの、ゴーンくらいカネがある人間なら自由を得るためになんだってやりますよ、なんたって100日以上も拘束されていたんですから。

カネがある人間が最も欲しいものが自由だとなぜわからなかったのでしょうか。

ゴーンの今後は?

日本はレバノンと逃亡した容疑者や被告の身柄を引き渡す条約を結んでいないため、日本が外交ルートを通じてレバノンの現地当局に身柄の引き渡しを要請する必要があるとのことです。

レバノンという国は汚職率の高い国だそうで、レバノン政府が日本出国に関与した疑いもある、とも言われています。

レバノンの治安当局はゴーン被告の入国について「合法的」としているそうです。

また「(強制退去や拘束などの)法的措置を取る理由は何もない」との声明を出したとのことで、これはますます今後日本の方に則って裁判を進める、なんていうことは難しいでしょうね。

ゴーンが今後レバノンにいる限り彼の安全は保証されているも同然です。

会社の金を自分や家族に勝手気ままに使い放題だったゴーン。

確かに会社に貢献したかもしれないが、私たちを欺いていたゴーン。

最後は逃げたか。

さてどうする、日本当局。

このままではいられないと、思うのですが。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする